松村禎三 生誕90周年記念
第1回「松村賞」設立
生誕90周年を迎えた松村禎三が日本音楽史上に残した数多なる功績を記念して「松村賞」を設立しました。「松村賞」は<アプサラス>の演奏会企画に準じた編成による未発表作品を広く募り、譜面審査によって選考された受賞作を松村禎三及び<アプサラス>会員の作品とともに披露する、新しいかたちのコンクールです。
<アプサラス>は、2007年にその生涯を閉じた松村禎三の作品を顕彰し、音楽芸術の新境地を拓くべく2008年に創設した音楽家団体です。<アプサラス>主催による演奏会は、2019年3月27日に杉並公会堂で開催された會田瑞樹氏のヴィブラフォンによる個展で7回を数え、同年8月5日には狛江エコルマホールにて「生誕90周年記念演奏会」を開催しました。その他、<アプサラス>編による『松村禎三 作曲家の言葉』(春秋社 2012年7月)を刊行、松村禎三全作品の自筆譜を東京藝術大学へ寄贈(2019年3月)など、様々な活動を続けています。
第1回「松村賞」審査委員長変更のお知らせ
先般より告知しております第1回「松村賞」において、諸般の事情により審査委員長が一柳慧氏から北爪道夫氏に変更となりました。
第1回「松村賞」募集要項
1.課題編成:弦楽四重奏
2.楽曲:未発表の作品に限る。
・作曲の教育課程での演奏は未発表として扱う。非公開の演奏を行う場合は申し込み時に報告すること。
・演奏時間は15分以内とする(制限時間を超過した場合には、失格することがある)。
・剽窃と認められた作品は受賞後でも失格とする。
・既存の作品を引用する場合は、総譜内にその旨を明記すること。
3.応募:年齢国籍は問わないが、日本語による申込書の記入とする。応募作品は1人1曲に限る。2020年8月6日(木)~8月20日(木)内に必着のこと。
4.楽譜(総譜):鮮明なコピー楽譜(B4サイズ)を5部製本せずに郵送すること。なお、表紙や楽譜第1ページにはタイトルのみを記入し、氏名は記入しないこと。応募作品は返却しない。
5.申込書:コンクール参加申込書はアプサラスのホームページからダウンロードして、必要事項を記入し、楽譜(総譜)とともに郵送すること。
6.参加費:10,000 円(税込)
7.受賞作:松村賞受賞作品は10万円の賞金が与えられ、アプサラス第9回演奏会において、第1回「松村賞」受賞披露演奏が行われる。なお、演奏者はアプサラスにて選定する。
8.審査委員:北爪道夫氏(委員長)、アプサラス理事
9.発表:受賞者には審査の後、事務局から9月中旬に連絡する。
10.パート譜:受賞者は2020年9月30日(水)までに演奏可能なパート譜を郵送すること。
11.リハーサル:受賞作のリハーサル日時は、設定された日時に参加すること。なお、交通費や宿泊費用は自己負担とする。
12.初演に際しての著作権はアプサラスに帰属する。
13.演奏会プログラム:コンクール第1位(もしくは最上位)の受賞作、松村禎三の弦楽四重奏曲、会員の弦楽四重奏曲5曲、計7作品を演奏する。
14.演奏会期日:2020年12月8日(火)18時30分開演
15.会場:サントリーホール ブルーローズ
16.主催:アプサラス
17.後援:サントリーホールディングス株式会社、特定非営利活動法人日本現代音楽協会、一般社団法人日本作曲家協議会
18.助成:公益財団法人全国税理士共栄会文化財団、公益財団法人朝日新聞文化財団
第1回「松村賞」 参加申し込みについて
参加費:10,000円(税込)
参加費は参加者自身の名義で下記にお振り込みください。
お振り込みの際の「振替払込請求書兼受領証」「利用明細票」等をもって参加料領収証に代えます。なお、参加料は参加者におけるいかなる理由があっても返却しません。
【振込先】
銀行名:みずほ銀行狛江支店
口座番号:普通1102995
名義:アプサラス
【手続】
申込書に該当事項を記入の上、参加料の「振替払込請求書兼受領証」等のコピーを添えて下記へ郵送してください(同梱の応募作品の仕様、部数等については募集要項に従うこと)。申し込み後の取り消しは認めません。
【申し込み先】
〒201-0012 東京都狛江市中和泉4-25-11
アプサラス事務局 第1回「松村賞」係
Tel.Fax 03-3488-9292