第2回 松村賞
Teizo Matsumura Prize
募集期間
2022年8月6日㊏~8月20日㊏
2019年、松村禎三が⽇本⾳楽史上に残した数多なる功績を記念して「松村賞」を設⽴しました。「松村賞」は<アプサラス>の演奏会企画に準じた編成による未発表作品を広く募り、譜⾯審査によって選考された受賞作を松村禎三及び<アプサラス>会員の作品とともに披露する、新しいかたちのコンクールです。
<アプサラス>は、2007年にその⽣涯を閉じた松村禎三の作品を顕彰し、⾳楽芸術の新境地を拓くべく2008年に創設した⾳楽家団体です。<アプサラス>主催による演奏会は、これまで第9回を数え、2020年12月8日に開催された「第9回アプサラス演奏会」にて、第1回「松村賞」受賞作品、金田望氏の弦楽四重奏のための《うたうかたち》が初演されました。その他、<アプサラス>編による『松村禎三 作曲家の⾔葉』(春秋社 2012年7⽉)を刊⾏、松村禎三全作品の⾃筆譜を東京藝術⼤学へ寄贈(2019年3⽉)など、様々な活動を続けています。
第2回「松村賞」募集要項
①審査委員:北爪道夫(委員長)、高橋裕、山本純ノ介、土田英介、菊池幸夫
②課題編成:三重奏 ※使用可能な楽器は、フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
ピアノ(内部奏法等の特殊奏法は不可)、ハープ、ヴィブラフォンとする(各楽器1奏者まで)。
楽曲:未発表の作品に限る。
・作曲の教育課程での演奏は未発表として扱う。⾮公開の演奏を⾏う場合は申し込み時に報告すること。
・演奏時間は15分以内とする(制限時間を超過した場合には、失格とすることがある)。
・剽窃と認められた作品は受賞後でも失格とする。
・既存の作品を引⽤する場合は、総譜内にその旨を明記すること。
③申込書:コンクール参加申込書はアプサラスのホームページ (https://tm-apsaras.jimdofree.com) ~Infomation
の第2回「松村賞」からダウンロードして、必要事項を記⼊し、楽譜(総譜)とともに郵送すること。
④参加費:10,000 円(税込)
⑤応募:年齢国籍は問わないが、⽇本語による申込書の記⼊とする。応募作品は1⼈1曲に限る。2022年
8⽉6⽇ (土) ~8⽉20⽇ (土) 内に必着のこと。
⑥楽譜(総譜):鮮明なコピー楽譜(B4 サイズ)を5部製本せずに郵送すること。なお、表紙や楽譜第1
ページにはタイトルのみを記⼊し、⽒名は記⼊しないこと。応募作品は返却しない。
⑦発表:受賞者には審査の後、事務局から9⽉中旬に連絡する。
⑧受賞作:松村賞受賞作品は10万円の賞⾦が与えられ、アプサラス第10回演奏会において、第2回「松村
賞」 受賞披露演奏が⾏われる。なお、演奏者はアプサラスにて選定する。
⑨パート譜:受賞者は2022年9⽉30⽇ (金) までに演奏可能なパート譜を郵送すること。
⑩リハーサル:受賞作のリハーサルは、当会で設定した⽇時に行うものとし、作曲者は可能な限り参加
すること。なお、交通費や宿泊費⽤は⾃⼰負担とする。
⑪演奏会プログラム:コンクール第1位(もしくは最上位)の受賞作、松村禎三作品、会員の三重奏曲
5曲、計7作品を演奏する。
⑫演奏会期⽇:2022年12⽉(予定、詳細未定)
⑬会場:東京文化会館小ホール(未定)
⑭主催:アプサラス
追記:第3回「松村賞」は課題編成を「邦楽器による作品」を予定。
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